食品添加物とは
食品添加物は保存料、甘味料、着色料、香料など食品の製造過程または食品の加工・保存の目的で使用されるものです。
引用:厚生労働省
日本では厚生労働省が使用基準を設定し、健康に害さない添加物のみ許可しています。
食品添加物は食品表示法に基づいて加工食品に表示義務があり、パッケージの裏面に記載のある原材料名の中で「/」以降に記載のあるものが食品添加物です。
また、厚生労働省は1日あたりの食品添加物の摂取量を示しています。この値を超えると健康を害する可能性があることを注意する必要があります。
ただし食品表示には食品添加物の使用量は記載がないため過剰摂取を避けることを意識するかよく摂取するものはどの程度使用されているかメーカーに問い合わせると良いです。
対象物質名 | 一日摂取許容量 (ADI)(mg/kg体重) | 20歳以上の平均体重(58.6kg)における 一日あたりの許容摂取量(mg/日) |
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食用赤色2号 | 0.5 | 29 |
食用黄色4号 | 7.5 | 440 |
ソルビン酸 | 25 | 1465 |
アスパルテーム | 40 | 2344 |
アセスルファムK | 15 | 879 |
スクラロース | 15 | 879 |
人工甘味料とは
人工甘味料とは人工的に作られた甘味料を指し、アスパルテーム、スクラロース、アセスルファムKが代表的です。
砂糖の数百倍甘いとされていて少量で甘みを加えれるため生産コストの低減になり様々な食品で使われています。
人工甘味料はダイエットコーラなどのゼロカロリー飲料や食品には必ず使われています。
香料とは
香料とは食品に香りと味をつけるための食品添加物でアセト酢酸エチル、アセトフェノン、アニスアルデヒドなどが代表的です。
炭酸水のフレーバー(味)付き商品は香料が使われていて甘さとカロリーが0でレモンやオレンジなどの味付けをしています。
着色料とは
着色料とは食品に色をつけるための食品添加物で赤色2号、黄色4号などが代表的です。
ジュースやお菓子などに使用されていて、鮮やかすぎたり自然には存在しないような色の食品には使用されていることがほとんどです。
食品添加物が使用されてないサプリメント
食品添加物が一切使用されていないサプリメントは限られています。プロテインやBCAAなど甘さのあるサプリメントはほとんどが人工甘味料を使用しています。
甘味料でも天然の食品から抽出した天然甘味料を使用したサプリメントや着色料が入っていないサプリメントは選んで購入することができます。
着色料が入っていないプロテイン
人工甘味料が入っていないプロテイン
結論:食品添加物は普段の摂取では健康への影響はないが過剰摂取にならないように加工食品やサプリメントの多用は控えて上手に活用すると良いです。
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