ソーダストリームにミドボンを付けて最安で炭酸水を飲む(クイックコネクトタイプ)

減量・ダイエット
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  • ソーダストリームにミドボンを付ける方法を知りたい
  • ダイエットに炭酸水をたくさん飲むけど、コスパ良く飲みたい

という方に向けて、本記事ではソーダストリームクイックコネクトタイプにミドボン直結ホースを使って炭酸水を作る方法を紹介します。

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炭酸水をコスパ良く飲みたいならミドボン

炭酸水をコスパ良く飲みたいならミドボンを使って炭酸水を自作することです。

ミドボンとは「緑色のガスボンベ」の略称で、正式名称は「液化炭酸ガスボンベ」としてアサヒビールなどのビール会社が業務用のビールサーバーに使用するために販売しています。

ミドボンは一般人でも購入でき、大容量の炭酸ガスを使って炭酸水を作ることで格安に炭酸水を飲むことができます。

炭酸水はダイエット、料理、お酒など様々な用途に活用できるため、本記事を参考にコスパの良い炭酸水を作ってください。
炭酸水のダイエット効果についてはこちら

ミドボンで炭酸水を作る方法

ミドボンで炭酸水を作る方法はいくつかあります。

  1. ソーダストリームなどの炭酸水メーカーにミドボンをホースで直結する
  2. 炭酸水メーカーの純正ガスシリンダーにミドボンを直結する
    ※カートリッジを冷却する必要あり
  3. ペットボトルにミドボンを直結する
    ※ペットボトルの内部を撹拌する必要あり

この中で最も手間がかからない1番の「炭酸水メーカーにミドボンをホースで直結する」方法がオススメです。

ミドボンとソーダストリームの接続に必要な物

ミドボンとソーダストリームの接続に必要な物は全てインターネットで揃えることができます。
物によっては実店舗で購入した方がコストを抑えれる物もあります。

ソーダストリーム(炭酸水メーカー)

ソーダストリームなどの炭酸水メーカーを用意します。

ソーダストリームは炭酸水メーカーの最大手で、筆者も愛用しています。
ソーダストリームの使用感についてはこちら

画像:Sodastream
画像:Sodastream

ソーダストリームは炭酸ガスシリンダーが2タイプあり、旧モデルのネジ切りタイプ(ブルーシリンダー)と新モデルのクイックコネクトタイプ(ピンクシリンダー)に分かれています。

ミドボンを使わない場合はガスシリンダーの交換がしやすいクイックコネクトタイプがオススメですが、ミドボンを使うとガス交換の頻度が減るので安い方で問題ないです。
(クイックコネクトタイプの方がミドボン直結ホースの取り付けが簡単です)

他にもミドボン直結ホースが対応している炭酸水メーカーなら使用可能です。
オススメのミドボン直結ホースを取り扱うWaterPlantsWorldではソーダストリーム(ネジ切り・クイックコネクト)、ドリンクメイト、ソーダミニ、AARKEなど主要製品に対応しています。(詳細は後述)

ミドボン

ミドボンは炭酸ガスの価格とボンベ本体の保証料を含んだ価格で販売されています。
ミドボンには炭酸ガスが5kg充填されていて、ソーダストリームの純正ガスシリンダーに含まれる炭酸ガス容量410gと比較して12.2倍もの炭酸ガスが入っています。(炭酸水731.7リットル作成可能)

インターネットで購入する場合、初回は炭酸ガスと保証料を含んだものを購入します。
最安値:10,580円(Amazon・楽天市場)※2023年時点

初回分を使い切った後は交換用のミドボンとして使い終わったミドボンを返却することで、保証料が差し引かれた価格で購入できます。
最安値:4,895円(楽天市場)※2023年時点

酒屋でミドボンを確認

実店舗では酒屋や業務スーパーなどで購入できます。
実店舗での平均的な価格は炭酸ガス代2,500円と保証料5,500円の計8,000円がかかり、返却時に保証料を返金されます。

ミドボン購入時のレシート

返金方法は店舗により異なり、現金の場合やその店で使える金券で返金されて次回のミドボン購入時に使用できたりします。

最終的にミドボンが不要になった場合は実店舗に返却して保証料を返金してもらいます。

ミドボン直結ホース

ミドボンとソーダストリームを直結するホースを用意します。

「ミドボン直結ホース」で検索すると様々な商品が見つかりますが、高品質でアフターケアがしっかりしているWaterPlantsWorldで購入することをオススメします。

画像:WaterPlantsWorld

特にフリマアプリなど販売元が不明な商品を購入すると粗悪品の可能性があり爆発などの事故につながる危険性があるため、必ず品質の良い業者から購入するようにしましょう。

WaterPlantsWorldのミドボン直結ホースはドイツ製のゴムホースを使用し、直径6mmのスリムさがありながらホースが折れにくくしなやかです。
保証期間が3か月あり、予備のパッキンがあらかじめ付属している点も良いです。

ソーダストリームはネジ切りタイプとクイックコネクトタイプに分かれるため注意が必要です。
本記事ではクイックコネクトタイプのソーダストリームTERRAを使用しているため、直結ホースもクイックコネクトに対応しているものを使用します。

ミドボン側にレギュレーター(変圧器)は不要で、ソーダストリーム本体に変圧機能が備えられています。
ミドボンの方がサイズが大きいので圧力が高いと誤解されがちですが、純正ガスシリンダーとミドボンは圧力が約6MPaで同じです。
WaterPlantsWorldのミドボン直結ホースは60MPa以上の耐圧性能があります。

WaterPlantsWorldのミドボン直結ホースは公式サイトから購入できます。

モンキーレンチ

WaterPlantsWorldのミドボン直結ホースはミドボン側に接続する六角ナットの幅が28mmのため、28mm口に対応するモンキーレンチ(サイズが適合するスパナでも可)が必要です。

ニッパーやドリル(無くても可)

ソーダストリームにミドボン直結ホースを繋げるとホースが本体からはみ出してしまい、フタを被せることができません。
接続面をむき出しにするのは見た目が良くないので、フタか底部にニッパーやドリルで穴を開けてホースの通り道を作ることでフタを閉めることができます。

ソーダストリーム本体に穴を開けたくない場合は、ソーダストリームの底面が空洞の機種は底上げできる台座に乗せることでホースの通り道を作ることができます。

ミドボン用カバー(無くても可)

ミドボンはいかにも業務用感が出ていて、自宅に置くと見た目が気になる場合はミドボン用のカバーも販売しています。
ブラックとホワイトがあり(楽天市場)、部屋に合った色を選ぶと良いです。

ミドボン カバー ブラックカラー 5キロミドボン専用

番外:浄水器

ミドボン接続に直接関係はしませんが、自宅で炭酸水を作るときに水道水をそのまま使用するとカルキ臭が際立つ場合があり、浄水することをオススメします。
(市販のミネラルウォーターを使った方がより美味しいですがコスト高のため選択肢から除外しました)

浄水ポッドや蛇口に付ける簡易的なもので問題なく、水道水と比べて格段に美味しい炭酸水が出来上がります。

ミドボン直結ホースで炭酸水を作る方法

ソーダストリームから純正ガスシリンダーを取り外します。

バルブとカプラーを接続します。

直結ホースのナット側をミドボンに取り付けます。
ガス漏れしないようにモンキーレンチで固く締め付ける必要があります。

直結ホースのバルブ側をソーダストリームのガスシリンダーを取り付ける部分に接続し、ガスシリンダーハンドルを下げます。
(ネジ切りタイプの場合は溝に沿って回しながら取り付けます)

ソーダストリームのフタを付けたら準備完了です。

ミドボンの栓(ハンドル)を少しずつ回し、プシュとガスが入る音がしたらOKです。
このときシューとガス漏れしている音がしたらミドボンの栓を閉めてホースの接続部やホース本体の亀裂を確認しましょう。
出所が分からない時は石鹸水を塗ることで泡立つ箇所が漏れていると判断できます。

あとはソーダストリームで通常のようにボタンをプッシュして炭酸水を作れば完成です。
炭酸水を作ったらミドボンの栓を閉めて、ホースに残ったガスもプッシュして出し切ると安全です。

ミドボンで作る炭酸水のコスパの良さ

コスト比較

炭酸水を以下の3パターンで用意する場合のコストを比較します。

  • ①ペットボトルで購入する場合
  • ②ソーダストリームで純正のガスシリンダーを購入して作成する場合
  • ③ソーダストリームでミドボンを購入して作成する場合

まずは、それぞれにかかる初期費用(イニシャルコスト)です。

初期費用
  • ①ペットボトル
    • なし
  • ②ソーダストリーム+純正ガス
    • ソーダストリーム本体:16,500円
  • ③ソーダストリーム+ミドボン
    • ソーダストリーム本体:16,500円
    • ミドボン直結ホース:5,530円(送料含む)

純正ガスとミドボンの購入費は炭酸水を作る費用に換算し、初期費用には含まれません。

続いて、それぞれにかかる維持費用(ランニングコスト)です。

維持費用
  • ①ペットボトル
    • 炭酸水1リットル購入:105円
  • ②ソーダストリーム+純正ガス
    • 炭酸水1リットル分の炭酸ガス:53.5円
    • 水道水1リットル使用:0.2円
  • ③ソーダストリーム+ミドボン
    • 炭酸水1リットル分の炭酸ガス:6.89円
    • 水道水1リットル使用:0.2円

ペットボトル炭酸水(1リットル)はインターネットにて平均的な価格で計算しています。

ソーダストリーム純正ガスシリンダーとミドボンはインターネットにて購入した場合で計算しています。(送料含む)
また、ミドボンの保証料(約5,000円)は本体返却時に返金されるため除外しています。

水道水の価格は全国平均値で計算しています。(厚生労働省:2020年)

損益分岐点

各パターンの初期費用と維持費用を合計して比較し、どの時点でコスパが良いのか計算しました。

上記のグラフで横軸に炭酸水の使用量、縦軸に金額を表しています。
炭酸水の使用量に対して金額が低い位置にある線がコストで優位であることを示します。

ソーダストリームは新品で購入する場合にスターターキットとして純正ガスシリンダーが1本付属するため、②と③は60リットルまで炭酸ガスの維持費用は含めていません。
(フリマサイトなどで純正ガスが付属しない製品を購入した場合は炭酸ガスの維持費用が最初から発生します。)

コスパ比較
  • ①ペットボトルvs③ソーダストリーム+ミドボン:221リットル以上で③が優位
    • 週1回ペットボトル1L消費する場合:4.6年以降ミドボンがお得
    • 週3回ペットボトル1L消費する場合:1.5年以降ミドボンがお得
    • 毎日ペットボトル1L消費する場合:0.6年(7か月)以降ミドボンがお得
  • ②ソーダストリーム+純正ガスvs③ソーダストリーム+ミドボン:179リットル以上で③が優位
    • 純正ガスを4本以上使用する場合:ミドボンがお得

ペットボトルとミドボンを比較すると、炭酸水を1週間に2リットル以上消費する場合にはミドボンを導入した方が良いです。

1週間に1リットル以下の場合だと損益逆転に約5年かかるため、ソーダストリーム本体の耐久性によっては買い替える必要も出てきます。(メーカー保証期間2年)
この場合は値段だけで見るとペットボトルを購入し続けた方が良い場合もあります。

ソーダストリームの純正ガスとミドボンの比較では純正ガス4本目からミドボンが優位になるため、ソーダストリームを購入する、または既に持っているなら迷わずミドボンを導入すると良いです。

時間を節約できる

ミドボンを導入することでお金だけでなく時間も節約できます。

ミドボンを導入することでペットボトルの炭酸水をスーパーやコンビニに買いに行く手間がなくなります。
炭酸水はインターネットでも購入できますが届くまでタイムラグがあるため、ミドボンがあれば飲みたいときにいつでも飲めます。

また、ペットボトルのゴミが出ないため、ゴミの分別や捨てる時間が無くなります。
ゴミを出さないため環境にも優しいです。

純正ガスとミドボンを比較すると、ミドボンを導入するとガスボンベを交換する頻度が約1/12に減るため購入回数を減らせます。

スペースを節約できる

ミドボンを導入することで自宅のスペースも節約できます。

炭酸水をよく飲む場合はペットボトルを箱買いする方がお得ですが置き場所が必要です。
ミドボンを使えばボンベとソーダストリームの設置面積のみで済むため省スペースで炭酸水を作れます。

炭酸水に合わせる氷をこだわることでより美味しい飲み物に変わりますので、下記記事を参考にしてみてください

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