ダイエットの定義
ダイエットの大原則として消費カロリーが摂取カロリーを上回れば体重は減っていきます。
消費カロリーと摂取カロリーをそれぞれ把握し、ダイエットに適した栄養バランス(PFCバランス)を摂取できていれば痩せていきます。
カロリー指標の罠とは
ダイエットで摂取カロリーを計っているのになかなか痩せないという方は、摂取カロリーが正確に計れていない場合があります。
摂取カロリーの把握方法として、加工食品であればパッケージ裏に記載されている栄養成分表示を確認します。
肉や野菜などの食材であれば固有の栄養素量を本やインターネットで確認します。
特に食材を計る時に以下の理由で正確に摂取カロリーを計れていない場合があります。
- 食材の個体差(産地や時期など)によって栄養成分が異なる
- 調理方法によって質量が変化する
例えば、魚は旬な時期であれば脂が豊富に蓄えられているため脂質が多くなりカロリーが一般的な値より高くなります。
また、加熱することで水分が飛んで食材の質量が軽くなるため調理後の食材のカロリーを把握することが難しくなります。
結論として、食材が保有するカロリーを正確に把握することは難しいためダイエットがうまくいかない時はカロリーを指標にすることを止めると良いです。
質量指標が良い理由
では、カロリーではなく何を指標にするべきなのかというと食材の質量(重さ)です。
摂取する食材を全て重さを計ってから調理・食事をしましょう。
質量を指標にしてダイエットを進めて体の変化を見ながら痩せていく基準を見つけることが重要です。
最初に算出する食べる量の目安は一般的な栄養成分量を指標にし、体重変化を見て自分に適切な食材の摂取量を導きましょう。
数ヶ月間のダイエットであれば食材の質量にブレがほぼないため、毎日同じ質量を摂取していれば同じカロリーを摂取していることになります。
また、質量を指標とするメリットとして一度自分に合った質量を覚えてしまえばその食材を計るだけで良いのでカロリーを計算する手間が省けます。
食材の質量を計るのは1g単位で計測できるデジタル計りがおすすめです。
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