世界のプロボディビル選手の食事(オン・オフシーズン)

食事・栄養
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ボディビル選手を目指したいけど、どんな食事を取ればいいか分からない。

プロ選手の食事内容を知りたい。

という方に向けて、世界的に有名なプロボディビル選手の食事を紹介します。
オンシーズンとオフシーズンで紹介しています。それぞれの定義は以下に記載します。

オンシーズン:コンテストに向けた減量期間
オフシーズン:コンテストがない増量期間
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Derek Lunsford(オンシーズン)

Derek Lunsford(デレク・ランスフォード)選手はアメリカ人で、2017年からIFBB PROでプロ選手として活躍するボディビル選手です。

主な成績:
2020年
Olympia 212 4位
2019年
Olympia 212 2位

1食目

  • たら
  • グリーンビーンズ

Icon Meals(アイコンミールズ)が作っている弁当を食べています。
Icon Mealsはアメリカのテキサスに店舗があり、トレーニーやダイエット向きの弁当を販売しています。
カスタムオーダーや定期配達にも対応していて、ボディメイク向きのお店です。

日本ではトレーニー向けの宅配弁当サービスで「マッスルデリ 」や「筋肉食堂DELI」が販売しています。

デレク選手は減量中のため、朝食でも炭水化物は取らないようにしています。

1食目
  • カロリー:242kcal
  • タンパク質:50g
  • 脂質:2g
  • 炭水化物:6g

2食目

  • 白米
  • えび
  • グリーンビーンズ

2食目もIcon Meals(アイコンミールズ)が作っている弁当を食べています。
グリーンビーンズは缶詰を使ってスープを作っています。

グリーンビーンズ(さやいんげん)は減量中のボディビルダーが好んで食べています。
100gあたり23kcalと低カロリーで空腹を満たす食材として活用しています。
ビタミンKが豊富で骨に存在するオステオカルシンというたんぱく質を活性化し、カルシウムを骨に沈着させて骨の形成を促す作用があります。

2食目
  • カロリー:355kcal
  • タンパク質:49g
  • 脂質:3g
  • 炭水化物:33g

3食目

  • ホエイプロテイン
  • クリームライス
  • ココナッツオイル

ホエイプロテインはUniversal Nutrition(ユニバーサルニュートリション)のAnimal Whey(アニマルホエイ)を使っています。日本でもアイハーブから購入することができます。

ホエイプロテインアイソレートロード、チョコレート、2.27kg(5ポンド)

クリームライスは米を粉末状にした炭水化物源で、消化吸収が早くトレーニング前後の炭水化物として有効です。

デレク選手はトレーニング前には少量の脂質を取るようにしていて、ココナッツオイルを活用しています。

3食目
  • カロリー:522kcal
  • タンパク質:54g
  • 脂質:10g
  • 炭水化物:54g

4食目

  • ホエイプロテイン
  • クリームライス

3食目からクリームライスを除いて水でシェイクしたものをトレーニング後の4食目に取っています。

4食目
  • カロリー:459kcal
  • タンパク質:54g
  • 脂質:3g
  • 炭水化物:54g

5食目

  • 白米
  • えび
  • グリーンビーンズ

2食目と同じで、Icon Meals(アイコンミールズ)が販売する弁当とスープを4食目に取っています。
この食事の後に有酸素運動を行なっています。

5食目
  • カロリー:455kcal
  • タンパク質:51g
  • 脂質:3g
  • 炭水化物:56g

6食目

  • 鶏胸肉
  • グリーンビーンズ

Icon Meals(アイコンミールズ)が販売する弁当で、最後の食事は脂質と炭水化物を摂取しないようにしています。

6食目
  • カロリー:259kcal
  • タンパク質:52g
  • 脂質:3g
  • 炭水化物:6g

合計摂取カロリー

デレク選手のオンシーズンの食事は脂質を極限まで低くし、炭水化物もかなり制限しています。

本記事はMuscle & StrengthのYoutubeチャンネルを参考にしています。

James Hollingshead(オフシーズン)

James Hollingshead(ジェームス・ホリングスヘッド)選手はイギリス人で、2018年からIFBB PROでプロ選手として活躍するボディビル選手です。

主な成績:
2020年
European Pro Men’s Bodybuilding 1位
2019年
British Grand Prix Pro Men’s Bodybuilding 3位

1食目

  • GI JUICE(消化サプリ)
  • ステーキ
  • ケチャップ
  • オリーブオイル
  • クリームライス(いちご味)
  • バナナ
  • ブルーベリー

固形物を食べる前にREDCON1が販売するGI JUICE(ジーアイジュース)という野菜や酵素が入った消化を助けるサプリを飲んでいます。
その後、固形物でステーキやクリームライスを食べています。

1食目
  • カロリー:900kcal
  • タンパク質:81g
  • 脂質:28g
  • 炭水化物:81g

2食目

  • ターキー(七面鳥)
  • 白米
  • グリーンビーンズ

ターキー(七面鳥)をハンバーグにして作り置きしています。
日本のスーパーではあまり見かけないターキーですが、アマゾンや楽天などのインターネット通販で購入が可能です。

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2食目
  • カロリー:581kcal
  • タンパク質:55g
  • 脂質:5g
  • 炭水化物:79g

3食目

  • 鶏胸肉
  • 白米
  • グリーンビーンズ
  • オリーブオイル

3食目がトレーニング前の食事で、ジェームス選手はトレーニング前の食事が最も大事だと言っています。
しっかり計量して、炭水化物を多めに取るようにしています。

3食目
  • カロリー:901kcal
  • タンパク質:60g
  • 脂質:13g
  • 炭水化物:136g

イントラワークアウト

  • ココナッツウォーター
  • EAA

トレーニング中のドリンクとして、糖質はココナッツウォーターを使っています。
EAAはREDCON1のGRUNTを使っています。

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4食目
  • カロリー:92kcal
  • タンパク質:3g
  • 脂質:0g
  • 炭水化物:20g

4食目

  • プロテイン
  • クリームライス(いちご味)
  • ジャム(黒いちご)
  • EAA
  • BCAA+HMB

トレーニング後の食事にタンパク質はプロテイン(REDCON1のISOTOPEとMRE LITE)を取り、炭水化物はクリームライスとジャムで取っています。

5食目
  • カロリー:417kcal
  • タンパク質:28g
  • 脂質:1g
  • 炭水化物:74g

5食目

  • 白米
  • 牛肉(赤身)
  • バナナ

5食目は固形物で白米と赤身の牛肉とバナナを取っています。

5食目
  • カロリー:1054kcal
  • タンパク質:66g
  • 脂質:18g
  • 炭水化物:157g

6食目

  • サーモン
  • 白米
  • グリーンビーンズ
  • オリーブオイル

寝る前の最後の食事に炭水化物として白米を摂取し、タンパク質と脂質はサーモンから摂取しています。

6食目
  • カロリー:980kcal
  • タンパク質:48g
  • 脂質:28g
  • 炭水化物:134g

7食目

  • プロテイン
  • 穀物パン
  • オリーブオイル

1日の最後の食事として午前4時に起きて軽食を摂取しています。7食目を食べた後にまた寝ています。

7食目
  • カロリー:461kcal
  • タンパク質:35g
  • 脂質:13g
  • 炭水化物:51g

合計摂取カロリー

ジェームス選手のオフシーズンの食事は総カロリーを高くし、脂質は抑えて食事をしています。

本記事はMuscle & StrengthのYoutubeチャンネルを参考にしています。

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