【解説】筋トレをするとオナラが臭くなる原因とは?

食事・栄養
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筋トレを始めて食事も高タンパク質にして筋肉がつき始めたけど、オナラがよく出るし臭くなった気がする。

筋トレとオナラが関係しているのか知りたい。

という方に向けて、本記事では筋トレをするとオナラが臭くなる原因について紹介します。

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筋トレでオナラが臭くなる原因

高タンパク質の食事

筋トレをすることで直接的にオナラが臭くなることはありませんが、筋トレをすると筋肉を修復するためにタンパク質を多く取る食事になります。
タンパク質を多量に摂取して体内に吸収できなかったものは分解されて窒素になりアンモニアに変換されてオナラの匂いが臭くなります。

腸内環境の悪化

腸内環境は食事の摂取量(多すぎ・少なすぎ)や栄養バランスによって乱れてしまい、悪玉菌を増やしアンモニアを発生して臭いオナラになります。
また、腸内環境が悪化することで便秘になり体内に溜まった便がオナラの匂いを強くします。

食物繊維の過剰摂取

食物繊維は腸の中で分解されると腸内細菌(善玉菌)になり同時にガスも発生します。
このガスは悪玉菌とは異なり臭くないですがオナラの頻度が増えるので適度な量を摂取することが良いです。

早食い

増量期(バルクアップ)には食べる量が多くなり早く食べていっぱい詰め込もうとしたり、減量期(ダイエット)にはお腹が空いてすぐに食べようとして早食いになる傾向にあります。
早食いをすることで体内に吸い込む空気の量も多くなりオナラの発生を増加させます。また、よく噛まないことで食べ物が大きい状態で消化をするため体に負担がかかります。

オナラが臭い時の対策

タンパク質量を減らす

オナラが臭いと感じたらタンパク質が吸収できていないことを疑い、まずはタンパク質量を減らしてみましょう。
吸収できない量を摂取しても筋肉の増加にはつながりませんし、カロリーオーバーで体脂肪も蓄積します。

総カロリーがメンテナンスカロリー(基礎代謝×生活強度指数)を下回る場合はダイエットになるので、バルクアップしたい方はタンパク質を減らした分だけ炭水化物を増やすと良いです。

ホエイ以外のプロテインを使う

ホエイプロテインにはシステインやメチオニンといった硫黄を含む非必須アミノ酸が成分に含まれるのでオナラを臭くする原因になります。
また、ホエイ成分は乳糖不耐症を持つ人は下痢になりやすく消化能力の低下につながります。

ソイプロテインなどには硫黄系のアミノ酸が少なくオナラの匂い対策に有効です。

アルギニンを摂取する

アルギニンは非必須アミノ酸の1種で、オルニチン回路(尿素サイクル)を活性化させて体内のアンモニアを除去する効果を持ちます。
シトルリンやオルニチンといった遊離アミノ酸も同様にオルニチン回路を活性化させてくれます。

アルギニンは大豆やマグロなどに多く含まれ、ソイプロテインからもアルギニンを摂取できます。
サプリメントでアルギニン単体を摂取することも可能なので、食事で不足する場合は活用することをおすすめします。

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