【解説】筋トレにサプリメントは必要?摂取の考え方とは

サプリメント
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筋トレをするならサプリメントが必須だと聞くけど本当に必要なのか分からない。

サプリに頼らなくても筋肉は成長するのか知りたい。

と言う方に向けて、本記事では筋トレでサプリメントを摂取する考え方について紹介します。

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サプリメントの定義

サプリメントとは健康食品に分類される食品で、健康食品もサプリメントも法律上の定義はなく健康の維持増進のために利用されています。

引用:健康長寿ネット

サプリメントは日本語で「補足」を意味し、健康のための栄養を補う食品(栄養補助食品)という位置付けです。
基本的に栄養摂取は固形物の食事から行い、その上で何が不足しているかを把握してサプリメントで補うために活用できます。

サプリメントの種類

サプリメントは大きく以下の2種類に分類されます。

サプリメントの種類
  • 五大栄養素(タンパク質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラル)の成分を補うもの
  • 五大栄養素をさらに細分化して単体の栄養価を補うもの
  • 五大栄養素の成分を補う代表的なサプリメントは以下です。

    • タンパク質:プロテイン
    • 脂質:フィッシュオイル
    • 炭水化物:マルトデキストリン
    • ビタミン・ミネラル:マルチビタミン&ミネラル

    五大栄養素については以下の記事で詳しく紹介しています。

    五大栄養素をさらに細分化したサプリメントとして遊離アミノ酸(タンパク質を構成するアミノ酸から再生成されたアミノ酸)であるクレアチンシトルリンがあります。
    ビタミン・ミネラルを単体で摂取するビタミンB亜鉛などのサプリメントもそうです。

    サプリメント摂取の考え方

    サプリメントは足りない栄養素を補う食品であり、固形物の食事をしっかりと摂取していることを前提に使用することが大切です。
    サプリメントだけに頼ると固形物を消化する内臓機能や咀嚼による代謝機能に不調が起こります。

    その上でサプリメントを摂取する際の考え方として増量期と減量期で大きく分かれます。

    増量期

    増量期(バルクアップ)には筋肉を増やすために消費カロリー<摂取カロリーの状態を作る必要があり食事量が増えます。
    そうすると固形物を消化する時間が多くなり内臓に負担がかかり消化しきれなくなり体調を崩したり体脂肪の増加につながる場合があります。

    消化不良にならずに基本的な栄養をしっかり摂取するためには五大栄養素の成分を補うサプリメントを活用すると良いです。
    特に肉などのタンパク質は消化に時間がかかるためプロテインで代用して消化の負担を減らすことができます。

    減量期

    減量期には体脂肪を減らすために消費カロリー>摂取カロリーの状態を作る必要があり食事量が減ります。
    そうすると消化自体は問題ないですが食事量が少ないことにより偏った栄養バランスになりがちです。

    そこで五大栄養素を細分化したサプリメントを活用し、足りていない栄養素を補うと良いです。
    脂肪燃焼作用のあるカフェインカルニチンだったり、筋肉の分解を抑止するBCAAなど減量を促進させる補助としても活用できます。

    サプリメントが不要な場合

    固形物(リアルフード)の食事がしっかりできている場合はサプリメントを摂取しても栄養過多になってしまいます。
    まずは自分がどの程度栄養摂取が必要で現状どの程度摂取できているのかを把握することが大切です。

    また、サプリメントは栄養補助のため摂取するだけで劇的に効果が現れるものではありません。
    サプリメントに固執してあれもこれも摂取することは時間とお金の無駄になってしまいかねません。

    自分が必要な栄養素の摂取量とタイミングを見極めた上で僅かでも効果を欲しいと考えたときに摂取し、それ以外は特にサプリメントを使わないという考え方もボディメイクを継続する上では重要です。

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